ジザイズ(横井惠子)のブログ


6.HEARTとHEARTの文字をつなげてみると(言葉に潜むメッセージ)

2011年5月20日 17:47 | blog

財団法人日本生産性本部が発行している「生産性新聞」から、「商品開発特集」の寄稿依頼を受けたのは、今年の3月初めのことでした。
ここ数年、日本の産業界に閉塞感が立ち込め、新たなブランド開発への動きも停滞する中、何か新しい視点で書いてみようかと、あれこれ構想をあたためている中、あの3月11日を迎えることになってしまったのです。

これまで経験したことのない大きな打撃を目の前に、ブランド論を語る心境にはなかなかなれませんでした。

今、自分がしなければならないのは何なのか・・・。
自分が役に立てることはないものか・・・。
と気持ちははやるものの、言葉では空腹を満たすこともできない、体を温めることもできないと、自分の無力さを感じることの繰り返し。
そんな状況の中、世界中からは、あたたかなメッセージや心強い支援が次々と届きます。

「私たち誰もが、国境を越えた心と心のつながりによって支えられている」

そのことを、今回の震災を通じ、強く実感しました。

心と心のつながり

そして、計り知れぬ重みを持つ「心と心のつながり」という言葉は、私にある「発見」をもたらしてくれました。

心と心のつながり。HEARTとHEARTのつながり……。

言葉どおり、「HEART」と「HEART」の文字を繋げて書いてみると、その真ん中に見えてきたのは「EARTH(地球)」の文字だったのです。.

まさに「心と心のつながりによって地球は支えられている」ということに気づかされます。

さらに「HEART」の単語をぐるりと回して描いてみると、そこには新たな発見がありました。

そう、HEARTの5文字はEから読みはじめると、実はEARTHなのです。

このHEARTとEARTHの言葉の関係性は単なる偶然なのでしょうか。
私には、必然性があるように思えてなりません。

「地球はハートでできている」

そう解釈できるのではないでしょうか!

そして「HEART」の言葉が私に気づかせてくれたことはこれだけではありませんでした。

この続きにつきましては、日本生産性本部が発行する「生産性新聞」で発表しておりますので、詳しくは、そちらの記事をご覧ください。

記事を開く









5. 名は体を表す:東京スカイツリー

2010年8月27日 18:05 | blog, ネーミング

弊社の赤坂オフィスの窓からは皇居や丸の内の高層ビル群を一望することができます。

ある日、そのど真ん中ににょっきっと顔を出した見慣れぬ建造物。
何だろうと思っているうちに、日に日に高さを増し、今や他のどのビルよりも高い存在になってきました。
その正体は「東京スカイツリー」 。

そういえば、2年ほど前、 候補案として絞り込まれた以下の6案の中、どれが一番いいか、
某テレビ局からコメントを求められた事がありました。

・東京EDOタワー
・みらいタワー
・東京スカイツリー
・ゆめみやぐら
・ライジングイーストタワー
・ライジングタワー

どれもそれぞれに特徴を捉えた名前ではありますが、
634メートルという世界一高いタワーの特徴を捉えているか、
という視点からみると、 「スカイツリー」が私の中ではダントツでした。

その後 「東京スカイツリー」の決定が発表されましたが、
当初は「なんでツリーなの?」、「新東京タワーでよかったのではないか」
といった否定的な声がいろいろなところからあがっていたと聞いています。

実際、新たに登場する名前が、違和感なく多くの人に受け入れられるということは
このようにシンプルな名前であっても、なかなか 難しいものなのです。
ましてや、東京のシンボルとなるような公共性の高いものであると尚更なのでしょう。
しかし、建設が進む今、かすかに青みがかった白色に輝きながら、
まるで空の色に溶け込むように、上へ上へと伸びていく様子を見るたびに、
「スカイツリー」は、まさに「名が体を表している」いいネーミングだなあ、と思えるのです。











4.子供の名前

2010年8月6日 18:30 | blog, ネーミング

ネーミングの仕事を長く続けていると、時には大事なクライアント様から「孫が生まれるので名前を考えてもらえないか」、と相談されることもあります。

もちろん、丁重にお断りしますが・・・

企業名やブランド名というのは、そのものが何であるのか、何が優れているのかを、
言葉やイメージによって、消費者に発信していく、という使命を担うものです。
さらには、「商標権」という法律上の制約も大きく立ちはだかってきます。

しかし、子供の名前には、そうした制約は一切なく、親の夢や願望を、自由に託すことができるのですから、その立場にあるご親族の方が「こういう子供に育ってほしい」という思いを込めて名付けるのが一番なのです。

という私にも、子供が二人いるのですが、名前をつけるにあたっては夫側の両親の意向が強く、
立場の弱い嫁としては、それに従うしかありませんでした。

ついた、長女の名前は「まり」。
苗字に「横」がつくので、せめて「ま」にしてもらえないか、と希望を出したものの、見事、却下されました。

その娘も今や結婚適齢期。
もし、嫁ぎ先のお相手の苗字が織田(小田)だったら、後半の人生、事あるごとに、

「おだまり!」と呼ばれることになってしまいます。

水田姓なら「みずたまり」。 まだ、こちらの方がいいかもしれませんが・・・

そういえば、小学校の同級生に、1月生まれということで「睦月(むつき)」という名前の女の子がいましたが、もし、彼女が近藤家に嫁いでいたら、

「こんどうむつき」

企業名・ブランド名ほどの制約はないものの
特に、女の子の名前の場合、将来、結婚して苗字が変わる時のことを考慮すべきと、つくづく思います。











3.納得のいかないネーミング

2010年7月30日 18:30 | ネーミング

安倍内閣の時代、なぜか「KY」という頭文字は「空気が読めない人」の代名詞として市民権を得てしまいました。
言葉を短くして使うことに、異を唱えるつもりはありませんが、この「KY」に関しては、納得のいかないものを感じます。

というのも、「KY」だと、「空気が読める」の略称にもなり得るからです。
「空気が読めない」と言いたいのなら、「ない」のところまで入れて、「KYN」とすべきではないでしょうか?
「もててもてて困る」を略して「MMK」というのだそうですから、当然3文字にすべきだと思うのです。

しかし、どうして私は、そこまで、「KY」に拘るのか・・・

何を隠そう。私の名前は「横井 惠子」。
そう、イニシャルは「KY」なのです。
因みに、旧姓の時も「KY」でしたから、生まれてこの方、ずっと、「KY」一筋で生きてきているのです。
さらには、私の母も「KY」。夫も「KY」。姑も「KY」。
(彼らは正真正銘の「KY」です。)

最近では「KY」を「価格が安い」の略称として使う場面も増え始めている様ですが、どうして、「KY」ばかりが、こんなにお手軽に使われてしまうのか、不思議です。

言葉を短くするケースで、もう1つ、どうも馴染めないのが、「地上デジタル放送」を略した「地デジ」という言葉。

各民放の女性アナウンサーが一堂に会して、「『ち・で・じ』対策はお済みでしょうか?」と、にっこり微笑みながら言う度に、私の頭の中は「『血・出・痔』対策?」と勝手に漢字変換してしまいます。

美しい彼女たちのためにも、できれば、もっと、きれいな略語にして欲しかった、と残念に思うのは私だけでしょうか。











2.名前は語る

2010年7月23日 9:30 | ネーミング

今回も名前に関しての話になりますが、まずは、日本語の「名前(なまえ)」という言葉を見てみましょう。
名前をローマ字で書くと、“NAMAE(ナマエ)”、英語に訳すと、“NAME(ネーム)”です。
この2つのスペル、かなり似ています。

さらに、“NAME”のスペルを時計周りにぐるり、と回してみると、神への祈り「AMEN(アーメン)」になります。
斜めに読めば、「ENMA(閻魔)様」です。
考えすぎかもしれませんが、「名前には神が宿る」そんな気さえしてきます。

実際、日本には、「名は体を表す」という諺があり、古来より名前が重要な役割を果たすものとして捉えられています。

実は、ラテン語にも、同じように「名は象徴なり“ Nomen est omen.”」という格言が存在しています。
このフレーズ“ Nomen est omen.”をよーく見てください。

“nomen(名前)”の単語の中には、見事に“omen(象徴)”のスペルが含まれているのです。

このように、「名前」にまつわる言葉を紐解くと、様々な偶然性が潜んでいることに気づきます。
普段何気なく使っている言葉も、ちょっと角度を変えて眺めてみると、意外なほど、面白い発見があるものです。

例えば、

  ☆FOREST(森)は、「for rest(休むために)」と解釈できます。
   疲れた体と心に「森林浴」の効果があるのが頷けます。

  ☆CLOVER(クローバー)の真ん中には「love(愛)」があります。
   だからなのでしょうか?クローバーの花言葉は「私の愛を受け止めてください。」です。

  ☆GIANT(巨人)の中には、小さい小さい「ant(あり)」が存在します。
   大きく見える人ほど、実は小心?

どうですか?
名前は「何かを語っている」と思いませんか?











1.ジザイズの名前に込めた想い

2010年7月16日 16:20 | ネーミング

このたび、ホームページのリニューアルを機に、ブログを開設することとなりました。
第一回となる今回は、まずは「ZYXYZ(ジザイズ)」についてご紹介したいと思います。

「ZYXYZ(ジザイズ)」という社名は、「未知数」を表すアルファベット「X」「Y」「Z」によって構成されています。左右どちらから読んでも同じ、回文になっています。

この社名は日本語の「自在」をキーワードに考案した名前で“持てる力を自由自在に発揮し、限りない可能性に向けて挑戦していく「未知数」でありたい“との想いを込めています。
ただ、こだわりを持って、つけた社名であるにもかかわらず、超零細企業のため、覚えてもらえる機会も少なく、初めてこちらから電話すると、「どちらの資材部でいらっしゃいますか?」と聞き返されてしまうことも度々です。
「ジザイズ」・・・「しざいぶ」・・・確かに似ています。

「名前」に想いを託すことを信条にする私たちは、電話番号にもこだわりました。
オフィスは赤坂と中野に構えているのですが、どちらの電話番号も下4桁は「4312」。
もうお気づきかもしれませんが、「4(ジ)3(ザ)1(イ)2(ズ)」となっています。
さらに、「4312」で「予算(43)は十二分に(12)ご用意ください」というメッセージ(?)にもなっているのです。
といっても、この電話番号が功を奏したことはあまりありませんが・・・
ちなみに予算が無い方のためには、「4371(予算ない)」という電話番号も用意していた時期がありました。ただ、それは大切なクライアント様に対してあまりにも失礼な事、ということで、2年前に解約し、今は「予算十分に(4312)コース」のみとなっています。

名前は、多くのことを語ります。
今後、このブログを通じて、そういった事例を書いていきたいと思います。